お盆特集初盆・お盆の迎え方準備はいつから? 何を用意するの?

初盆・お盆の迎え方

今年(2023年)のお盆は 8月13日(日)~15日(火)(または16日まで)の4日間です。(地域によっては7月や他の月に行う場合があります)
初盆・お盆の準備は早めに行いましょう。

初盆とは

49日の法要の後、初めて迎えるお盆の事を『初盆』といいます。
初盆は特に丁重に営むのが一般的です。

初盆はいつから?

一般的に毎年のお盆が8月13日〜8月15日なのに対し、
初盆の場合は8月7日〜8月15日まで行います。

一部地域では7月にお盆を行うことがあります。

ご準備の手順(初盆の流れ)

8月1日~6日まで

盆棚の準備をします

  • 机に白布またはマコモ(ゴザ)を敷き、お位牌を中央に安置し、その前に白色の花立・線香立・ローソク立・お膳・キュウリやナス、もしくはマコモで作った牛・馬を置き季節の野菜や果物をお供えします。
  • 盆棚の前、もしくはお仏壇の前には柄入りの提灯を飾ります。
    白色提灯は本来玄関や軒先に吊るしますが、お仏壇の前に吊るされても良いです。

お仏壇のお掃除をします

  • お仏具を磨いておくことも忘れずに。
8月7日

白い提灯を吊るします

  • 故人の霊が迷わないよう軒先やベランダなど外から、見えるところに白い提灯を吊るしましょう。
  • 白い提灯は本来玄関や軒先に吊るしますが、盆棚の近くに吊るしても良いです。

迎え火を焚きます

  • 先祖、故人の霊を迎え入れるため、ご自宅の門戸や庭先で迎え火を焚きます。
    ほうろく皿に10cmくらいに切ったオガラを入れて火をつけます。
8月7日~15日まで

お盆の過ごし方

  • 盆棚には精進料理を毎日お供えし、季節の野菜や果物などをお供えします。
  • 初盆用の白い提灯、絵柄入りの盆提灯の灯りを点けます。
  • 家族や親族で集まり、食事やお墓参りに行くなど、ご先祖様を供養するお盆の過ごし方はさまざまです。

お盆法要や粗供養について

  • お盆法要としてご寺院様がお参りに来られる際には、「お布施」を用意しておきましょう。
  • 故人様と親しかった方が急に来訪される事もあるので、お返しギフトとして「粗供養」又は「志」を用意しておきましょう。
8月15

送り火を焚きます

  • お盆が終わり、先祖、故人の霊を送り出します。迎え火のときと同様にご自宅の門戸や庭先で送り火を焚きます。
    ほうろく皿に10cmくらいに切ったオガラを入れて火をつけます。

お盆が終わったら

  • 初盆飾りのお仏具は、自治体の処分方法に従い処分していただくとよいでしょう。
  • 絵柄の入った盆提灯は、毎年お使いいただけますので、箱に入れて保管します。

関西地域での一般的な初盆のむかえ方の一例です。
地域の風習やご寺院さまのご指示に合わせてお迎えください。

用意するもの(一例)

飾り方

関西地域での一般的な例です。地域や宗派によって異なる場合がございます。

お盆が終わったら

15日(地域によっては16日)には、ご先祖様をお送りする為、帰り道を照らす送り火を焚きます。 これを精霊送りといい、京都の夏を彩る大文字の送り火も毎年行われる精霊送りの行事のひとつです。

初盆用の白い提灯はお寺様にお納めするか、牛馬のお飾りと同じ送り火で一緒に燃やします。燃やせない場合は、自治体の処分方法に従って処分していただくと良いでしょう。

2年めからのお盆の迎え方

お盆供養は初盆だけでなく、 2年目以降も毎年行います。
2年目以降のお盆は8月13日から8月15日までになります。

2年目からのお盆の祀り方 一例

お近くの店舗とは定休日が異なります。 各店舗情報はこちら